真田あゆむとは?
35歳男性。
個人再生(自己破産の簡易Ver)を経験した地べたの味を知る元ブラック企業サラリーマン。
現在はブックメーカー投資のみで生活を営む。得意スポーツベットはテニス、ダーツ、サッカーと力差が出やすいスポーツ。ただ、好きなのは競馬。
略歴
2003年4月 夜明け
大学卒業後、IT企業に営業職にて就職。学生時代からの趣味である競馬を楽しみつつも、社会人生活スタート。なんでも出来る気がしてた・・。
2004年8月 上昇
営業成績が評価され、主任に昇格。年上の部下を持つという贅沢な悩みに苛まれつつも、さらに上昇。趣味の競馬も絶好調で回収率は年間で110%付近が数年続く。そして、キャ○クラ、風○など金遣いが荒くなる・・。
2006年12月 勝負
この数ヶ月前くらいから酒の飲み過ぎからか体調が悪くなり、上昇傾向だった営業成績、競馬回収率も下降気味に。ただ、一旦覚えた贅沢の味を忘れることができずに、金遣いは変わらず。とくに競馬の成績は回収率80%以下に。
この年の負債を取り戻すべく、有馬記念で100万近くの大勝負。結果はもちろんハズれ。社会人はじまって以来の挫折。
2007年3月 下降
体調が戻らず、欠勤も増加。上司から注意を受けるも、蜜の味を覚えたクマのように、さまよい続けた結果、無理がたたり肝臓の疾患により長期入院。
そして、クビ宣告。
貯金も全てなくなり、収入もなく、失業保険を手に、競馬場へと通い続けるも勝てるわけもなく、借金が増加。短期バイト、派遣などの食いつなぐも、競馬による借金が増え続け、気づけば3桁を超える。
2008年8月 墜落
栄枯盛衰、飛ぶ鳥を落とす勢いが懐かしい。
負けに続く負け、体調不良も重なりにより、自信喪失。軽い鬱症状を患い、さらなる低空飛行から墜落。短期バイトや派遣も見つからず、自殺を考えるも大学時代の友人に自己破産を勧められ、弁護士を頼る。しかし、ギャンブルによる借金のため、自己破産NG。
数百万に膨れた借金に目の前が暗くなるも、弁護士の勧めにより藁をもすがる思いで個人再生を申請。この頃の記憶はあまりない・・・。
2009年10月 沈殿
個人再生を自分がしてしまったというズタズタのメンタルが原因で鬱がさらに悪化。個人再生で圧縮された借金を少しずつ返済するも景気の問題から職を転々とし、自転車操業は変わらず。
2010年6月 兆候
精神力を鍛える目的で京都の禅寺に1週間こもり瞑想。そして、1週間の断食を決意し、成し遂げた自信からか、はたまた断食の効果か体調が劇的に回復。そして、証券系コールセンターにて長期就業がみつかる。契約社員だったがこの頃から少しずつだが、生活が安定しはじめ、返済も順調に。心の余裕も出はじめる。
2012年4月 返上
ひとまず迷惑をかけた自責の念から遮二無二働き、個人再生で圧縮された借金は全て返済。
この頃にブックメーカーの存在を同期から教えられ、1ドルくらいで遊ぶも、過去の恐怖から大勝負はせず、堅実な暮らしを継続。
2012年12月 再燃
業績悪化の煽りを受け、会社全体に早期退職が告知される。対象にはならなかったものの、人生をリセットしたいこともあり、再度見つめ直す時間をつくるため、手を挙げる。再度、京都の禅寺に篭り瞑想。瞑想中は本当は禁止されているが、どうしたら失敗せず、回収ができていたのかといったスタイルを見つめ直す。結果、手に職をつけ、ITスキルを磨くこと、およびギャンブルにおける投資の基本スタイルを作り上げる。職業訓練校にてプログラミングを習得しつつ、投資効果が薄い競馬ではなく、ブックメーカー投資を少額で行い、自分のスタイルを見つめ直す。
2013年8月 入獄
職業訓練校を終え、ある程度ブックメーカーで収支が出てたこともあり、就職はしなかったが、面白そうな会社をみつけ、応募し、見事合格。ただし、地獄のはじまり。
入った会社はブラック企業という名前そのままを体現した会社であり、馬車馬のように働かされる。月平均残業時間150時間・・・。致死量・・。
2015年3月 転機
自分のブックメーカースタイルで安定した収支を築くが、誰かに共有したくなり、会社の後輩にブックメーカーを勧める。そしてスタイルを教える。
ブックメーカーのよいところは残業後でもベットできること。この頃は時差に感謝してたが、通常の労働環境から出るまともな考えでないことに数ヶ月後に築き、脱獄を検討しはじめる。後輩も自分のスタイルを実践し、ある程度勝てたことから自信がつき、雀の涙の残業代を貯蓄にまわす。
2015年8月 判断
ブックメーカー投資で暮らしている方のブログをたまたまみつけ、そういった生活ができることを知る。脱獄と照らし合わせ、自分にもできるか検討しはじめる。
シミュレーション上は数ヶ月負けても暮らせるくらいの貯蓄があればいける。ただし、迷う。あの地べたの味が復活する恐怖。しかし、瞑想で得た気持ちのコントロール、投資判断の基準を間違えなければいける。
それを支える心の余裕、そして生活の余裕があれば、まともな判断ができる思いが強くなり、確信に至る。
2016年2月 脱獄
一念発起、退職。いや、脱獄。わずかながらの退職金と奇跡的に出た最後のボーナスを手に、ブックメーカー投資生活をスタート。備忘録も兼ねて記すためブログを立ち上げ、現在に至る。